明日から5月。
くるくるバタバタの4月は長いような短いような一月でした。新しい環境、新しい方々の中で、緊張したり不安に思ったり、悩み、落ち込むことも多かったです。
でもその傍に喜びや希望がある。難しく考えずに、整理してシンプルにとらえれば、なんてことなかったりもする。楽しく行こうぜ。easy going.
と自分に言い聞かせています。
*写真はJJ.HARISSON様撮影のフリー素材です。ルリビタキ。
こちらは、サントリー開発の青いバラ。*写真はお借りしたものです。
みなさまは好きなことってありますか。どんな些細なことでも。恥ずかしくて人には言えないことでもかまいません。
たとえばわたしは歯磨きと洗濯が好きです。言えないことは書きません。笑。
また、わたしは音楽が好きです。
昨年秋から事情がありやめていました。大げさですがその時は夢も希望もなくなった気がした。
そしてしなくはならないことを日々してきました。と言っても娯楽や休みはもちろんとるし、しなくてはならないことの中にも楽しさや喜びはたくさんありました。いろんな方に出会ったこと、助けてもらったこと、学んだことはわたしの宝物です。
わたしは音楽が好きと言っても、ただ好きなだけで、上手にできるわけではありません。むしろ迷惑レベルな気もします。再開することは下手な自分との葛藤、戦いの始まりです。現実と向き合いつつ、永遠の片思いみたいな憧れを持つことはつらい。
それでも再開できると思ったら嬉しくて気持ちが明るくなった。家族の協力も必要なので、お願いして、6月から叶うことになりました。うれしい。ありがとう。
好きなことって、青い鳥に似ているのだろうか。遠くにあると思って憧れているのは楽だけどさみしいし本当に好きなこととは言えない気がする。
実は近くにあって、練習とか手入れとか世話とかコツコツしなくちゃならない手間のかかる地味なことなんだけど、飽きずに続けられること。それが好きなことなのかもしれない。そんな風に思いました。
青いバラというものはかつてはファンタジーでありました。
実現させようと、サントリーが開発した青い色素を持つバラ「アプローズ」の花言葉は「夢かなう」だそうです。
実物は薄紫な感じだし、自然界に青い花は露草とかあるので、青いバラにこだわるのは人間の意地というかそんなに意味のないことなのかもしれません。
でももしかしたら、それこそが夢。
空を飛ぶことも、速く走ることも、重いものや沢山荷物を運ぶことも、山や海に手を加えることも、宇宙へ行くことも、人間は叶えてきた。そのこと自体に、意味はないだろう。それが人間にとっての夢、好きなことというかしたいことだったから叶えてきたのだと思う。
平和、平等、幸せを叶えるのは難しい。夢ではないから難しいのかもしれない。現実だから。でも叶うように願い、できることをささやかでもして、生きることには、きっと意味がある。
爽やかに5月を迎え、一日一日を大切に過ごしたいです。