まんなか

こころの真ん中に届くこと、書きたい。

複数の居場所

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いたましい事件に思うことを書きます。

ほとんどの子供には帰る家がひとつしかない。

どんな家でもそこに帰るしかないことが多い。

もうそれを見直さなくてはいけないのではないか。子供を保護し、無事に育てるために、複数の居場所を、用意できないか。

 

特に、就学前の幼い子たちは存在を親に隠されてしまうと助けようがない。近所の人が気づき、耳をそばだて、声かけし、通報するくらいしかできない。通報したところで、一時しのぎにしかならない。そのことが悔しい。

 

児童相談所や子供の受け入れ施設が足りず、内容も不足なら、早急に増員増設し、内容も充実すべきだ。

施設に入ればあとは安心、ではないのがまた悲しい。ひどい施設もあるときくから。

 

それに時間がかかるなら、一般家庭でもいい。

緊急避難先として登録ができるなら、わたしはしたいと思っている。

虐待や貧困などで家にいられない子供の一時的な避難場所、長期的に安心して暮らせる場所をなんとしても確保しなければいけない。

 

自分が悪い子だから、親の言うことを守れないから、痛い目にあわされる。いい子になれば親も愛してくれる。

親にとって自分は邪魔な存在だ。いなくなった方がいい。でも、行く場所がない。

そんな風に思わせられている子供が安心して暮らせる居場所がほしい。ゆくゆくはそういう子供が1人もいない世の中にしたい。

戦争や紛争がなくならないように、そんなことは理想なのだろうか?

いや、きっとできるはずだ。

 

そのためにはどうしたらいいのか。

いたましい事件を忘れずに、考え続けたい。