まんなか

こころの真ん中に届くこと、書きたい。

つながる星

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*画像はサンエックスのキャラクター「センチメンタルサーカス」のシークレットガーデンというシリーズのイラストです。キャラクターと世界観が好き。このイラストは紫陽花みたいに綺麗で今の季節に合うと思い載せさせていただきました。

 

わたしはいま、20名くらいの方々をまとめる役をして、そのチームでものづくりをしています。

どのように進めていったらいいか、意見交換し、手分けして、過去資料を見ながらやっています。

 

まとめ役、つまりリーダー役は、わたしの苦手とするところ。トップに立って人に指示を出すより、サブでサポートしたり、指示を受けて自分がバタバタ動く方が気が楽だから。今までなるべく避けてきた役でした。

 

リーダー役をするにあたり、わたしが思っていることは、みんなに参加してもらいたい。楽しくやってもらいたい。同じ人にばかり負担がかかり、何もしない人もいる、というような不平等を無くしたい。ということ。難しいけれど、そのためなら、苦労も惜しまない。

 

みんながつまらなくて苦痛で、やりたくないけど義理で仕方なく、押し付け合いながらする仕事なんて最悪だから。

そしてそんなことでは、いいものなんて絶対作れないし、下手すりゃチームが空中分解してしまい、未完成になるかもしれません。

 

いろんな個性、事情、モチベーションの程度、向き不向きあるけれど、一人一人が知恵と力を出し合えば、楽しく、なかなかすごいことができる。それを日々実感しています。

 

わたし自身の力なんてたかが知れている。リーダーに向いているとも思えない。段取りや説明が下手で迷惑をかけているし、失敗もする。緊張したりビビったりもしてる。

それでも、皆が目標に向かって協力してくれるから、進めていける。自分では出てこないアイディアや力や助けに驚き感謝感激している。ありがたいことです。

 

この仕事をする一年間が終わった時に、みんながああ楽しかったね!と少しでも思ってもらえて、それなりにいいものが作りあげられたら、これに勝る幸せはない。

 

軍隊式に号令をかけて力で人々をまとめ上げることはわたしにはできない。わたしにできるのは、一人一人が輝く星であることを尊重して、光りやすいように、環境を整えること。星と星との間を繋いでいくこと。

いや、繋ぐのではない。繋ぎやすいようちょっと手伝いをするだけ。

 

ひとりひとりが、自分の意思でつながっている。手を差し出しあって、助け合うことができるのが、人間の最大の力。

そのことを日々実感させてもらえて、この役を受けてよかったなと思います。

 

前期のものづくりは今山場。なかなかのものができそうだし、後期はもっとすごいものができそうな予感がします。このチームなら。協力的なメンバーに恵まれたことにも大感謝。

どうかうまくいきますように。