まんなか

こころの真ん中に届くこと、書きたい。

美貌、お魚、夏の匂い

 

だらだら書きます。

 

◆美貌

いたずらで、写真加工の無料アプリをスマホに入れてみました。

何もしなくても自動補正がかかり、「え?これは誰…」という美人な1枚が撮れました。(笑)

面白くて自撮りしまくりましたが、眺めているとしんみりした。

なぜなら、わたしが思う「美人」がそこに表されているから。

色白でシワもシミもない陶器のような肌、ほっそりとした顎、綺麗な輪郭。

目は二重でぱっちり切れ長のアーモンドアイ、輝く瞳、長くカールした睫毛、上気したような頰、かたち良いピンクの唇。髪の色は暗くも明るすぎもなく、量もちょうどよく、ツヤツヤ。

その美人は、わたしとは違う人です。

本来のわたしが持っていないもの、を足したり引いたりした美貌のひとが、にっこりと微笑んでいます。

 

女性に生まれたなら、多分誰もが、綺麗、可愛い、と言われたかったり、反対に、そんなの関係ない!と強がったりした思い出がきっとあるのではと思います。わたしもあります。

人は見かけではない。でも見かけは重要だ。

美貌に囚われたくない。でも強く憧れる。そんな矛盾した思いに、歳を経た今も、わたしはかられることがあります。

それは多分、自分を肯定したいから。まっすぐ顔を上げて、堂々と歩きたいから。

もし綺麗なら自信がもてる。自分を肯定できる。そんな風に思っているのかもしれません。

でも本当にそうなのかな?

 

映画グレイテスト・ショーマンの「this is me」という名曲に胸揺さぶられるのは、みめかたちがどうであっても、ありのままの自分を肯定したい。誰に何を言われてもひるまず、怯えず、恥じず、自由に、自信を持って生きていきたい。

という思いがあるから。

 

未だ迷いもあり、答えは出ませんが、くよくよとした自分の思いに煩わされずに、「こうありたい」自分と、実際の自分との間にあまり乖離が無いように生きていきたい。

そのためには、自分に嘘をつかず、何が望みなのか見極めて、それに沿った言動をする、しかないんじゃないかな、と思います。

淡々と勤勉に、たゆまず。

そうすればいつの間にか、望みは叶っているかもしれない。

あと、どんな美貌の人も、表情や言葉や行動が醜ければ台無しと思います。

反対に、表情が豊かで魅力的、言葉が思慮と思い遣りに満ちている、行動が誠実であたたかい。人は、美貌にも勝る魅力があると思う。

しかもそれは、年齢とともに衰えない魅力です。

わたしはそういう人になりたい。

ついでにちょっとだけキレイだったらなおいい。かな。(笑)

 

◆お魚

わたしはお魚を食べるのが好きです。料理するのも割と苦になりません。貝類、甲殻類は苦手ですが…

先日、健康診断の後、朝ごはん抜きで腹ぺこだったので、こんな食事を頂きました。

あと、あら汁とのり汁、お寿司も少しだけ。

あーおいしかった。つまの大根とか大葉まで残さずペロリ、と頂きました。お野菜ですし!(笑)

そしてもちろん?!お供は緑茶ハイ。お寿司屋さんで頼むとおいしいきか゛します。

 

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新鮮なお魚、おいしい。

捌くのが苦手な方は、カマスが内臓が少なくてやりやすいと思います。イワシやサンマ、鯵や鯖は初心者には意外に手強いかも。青魚安くておいしいですけどね。好き。

魚じゃないけどイカも簡単。まぁ、イカには独特の気持ち悪さがありわたしは実はちょっと苦手ですが…何と言っても骨がなく、内臓がひとかたまりなので楽です!

 

お魚を捌くと、命を頂いているという実感がしっかりと湧きます。

鱗を落とし、骨を断ち、血を洗い流し、臓物を抜くとき、わたしはありがとう、と思う。

そうして料理したお魚を、家族がおいしいね、と言ってくれると、しみじみよかったなと思うのです。

 

◆夏の匂い

先日、子供たちがうちへ遊びに来る機会がありました。

昔と違って汗くさくなどなく、洗濯の効いた、柔軟剤?の強い香りのする服を着ていて、部屋中その香りでいっぱいになりました。

きっと親御さんが一生懸命洗濯して、汗臭くないよう着替えさせているのでしょう。

そんなに気を遣わなくていいのにな。

夏なんだから、汗くさくても当たり前。夏の子供は、きゅうりとかカブトムシとかチーズみたいな匂いがしたりしてもいい。

生きているから、汗もかく。においもする。

それでいいのに。

 

夏の匂いといえば、蚊取り線香、花火、すいか、などでしょうか。道路に水を打ったり、ざーっと夕立ちが降った時、地面から立ち上るむわっとした埃と湿気のにおい、も。

みんないいにおいです。夏だけの匂い。

夏の夕暮れにどこかの家から漂ってくるカレーの匂いもいい。

そんな夏ももうすぐ終わり。

寂しいような、ホッとするような、気分です。