まんなか

こころの真ん中に届くこと、書きたい。

好きな番組/おこもりのとも

(9/10に書いたものです)

台風被害に遭われた方、心よりお見舞い申し上げます。

電気水道その他すべて、いっときも早く復旧しますように。

 

9/8の台風、わたしの家は幸い雨漏り程度で済み、水も電気も止まらなかったけれど、知人のお家が停電で、水風呂に入っているとか、自分はともかく愛犬が心配なのでペットホテルに預けたという話を聞くと胸が痛み、そわそわと物事が手につきません。

家族の体調が悪いこともあり自分の家のことで精一杯でもあります。

しかしそんな時だからこそ、楽しいこと(わたしにとってですが)を書きます。

恐ろしく呑気な内容です。ごめんなさい。

 

◆好きな番組

夫がNetflixのお試しに加入したので、うほー!と身始めた番組があります。

「ル・ポールのドラァグ・レース」

(シーズン1の画像。お借りしたものです)

 

Netflix公式サイト

https://www.netflix.com/jp/title/70187741

 

イチニクスさんのブログで知り、興味津々でした。2009年からのロングラン番組で、昨年エミー賞を5部門受賞しています。現在11シーズンまであります。まだ1シーズンの半分くらいを観終わったところです。

すごく面白いです!

イチニクスさんに感謝しています。

 

9名の男性、女装のドラァグ・クィーン達が、ドラァグ・クイーンの女王、ル・ポールからの様々な課題に挑戦し、毎週1人ずつ落とされていきます。

楽屋から映されるので、素顔である男性の姿と華麗な女装時の姿のギャップ、

それぞれの課題の意外性と豪華なゲスト、

ランウェイ(ファッションショー)やリップシンク(歌と振り付けのモノマネ)も面白いですし、

ドラァグクイーンとして、人としての、誇りや主張、友情や苦悩や批判などを発言するカットもあり、テンポよく楽しませてくれます。

 

様々なルーツを持つドラァグクイーン達は、人種的なこと、故郷のこと、生い立ちのことを多くは語りません。少し触れる程度です。

番組の目的もそこを掘り下げることにはない。

しかし、みんな、自分が自分であることの背景、根っこの部分をしっかり意識し、把握しているように思います。発言や行動にそのことが現れています。ぼうっと生きているわたしは胸を突かれます。

 

また、キャラクターの違いも面白いです。笑顔を絶やさず明るく前向きに振る舞うひと、ちょっと暗くて斜に構えているひと、人を観察して思いやりのある行動をする人、距離を置くひと、群れようとするひと、自分勝手なひと、計算高いひと、自分が大好きなひと…それぞれの個性があり、それが魅力と結びついています。

 

公平なレースなので、毎回のトライの結果が全てです。(レース前半はその週の優勝者は次回は落とされないという特典があります)。

予想に反する結果になることも往々にしてあります。優れた人が残るとは限らないのです。

それがとてもスリリングで面白い。

人それぞれ得意不得意があり、活かせる場面と活かせない場面がある。単純な良し悪しでは無い。正解はひとつじゃない。

 

そして、自分の枠にとらわれてチャレンジをしない人は落とされる。

とてもはっとします。身につまされます。

いろんなハプニングも起きます。

すべてが人間らしいのです。

綺麗事ばかりじゃない。

でもそれでいいんだ、と思わせてくれるのです。

 

主催者のル・ポールの決め台詞がいくつかあるのですが、なかでも、番組の終わりに「自分を愛せない人が、どうして他人を愛せるの?」という言葉が好きです。

(If you can’t love yourself

How in the hell you gonna love somebody else?)

自分を信じ愛し肯定すること。

変化を恐れずチャレンジすること。

多様性を認め、他者と協力し、それぞれの個性を尊重すること。

気楽に見られるエンターテイメントであり、ユーモアと愛と個性とゴージャスが溢れています。ちょっと下ネタも…

 

わたしは「その人がその人であること」に興味があります。「わたしがわたしであること」にも。

生まれつきのものと、後天的なものとで、ひとは成り立っている。それは自分の意志と関係ないものとあるものとがある。

「こうありたい」という願いが叶うこともあれば、叶わないこともある。特に願いを持たずに生きることもある。持っていても諦めてしまうこともある。

なるべくなら悔いのない人生を生きたいけれど、悔いのない人生など無い。とも思う。

 

わたしはいつも迷い、取捨選択して、落としたり拾ったり、助けてもらったり手伝ったり、提供したり受け取ったりして、生きています。

みんなそうかもしれません。

死ぬときに答えが出るのか、出ないのか。

わからないけど、精一杯日々生きるしかありません。

そして、他者も自分もなるべく尊重して、笑って生きていけたらいいなと思います。

 

◆おこもりのとも

忙しい日々のことを終え、家におこもりして好きな番組を見るとき、おともにあったらうれしいのが、このスナックと飲み物。

お豆とナッツのスナックはまりおさんの記事で知りました。ありがとう!

大変おいしいし、食べ過ぎないのがよいです。

少ししか入ってないのでちびちび食べます。

大袋だったらむしゃむしゃ際限なく食べちゃうと思う…

お豆さんとナッツの組み合わせと香ばしさが絶妙です!

えだまめチームとそらまめチーム、どちらもおいしいのですが、黒豆好きなわたしはえだまめチームをわずかに贔屓しています。

 

クラフトザウルス(クラフトビール)は軽井沢か通販しか買えないときいていたので、店頭で見かけた時は小躍りしました。

夏らしくさわやかなおいしいホワイトエールでした。

 

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自分の家で好きなものを飲食したり番組を見たりしてすごす。なんと幸せなありがたいことでしょう。

 

被害に遭われた方々に平穏な日常が戻りますよう、心からお祈りしています。わたしもできることをします。

 

そして、被害に遭わなかった方は、遠慮せず日々を謳歌してほしいと思うのです。

優しい人ほど、痛みや窮状を察し想像して苦しみ、遠慮してしまうのはわかります。それも人間らしい心の動きだと思います。

 

私は震災に遭ったとき、遠く離れて住む大切な人たちが震災に遭わなくてよかった。楽しく人生を過ごしてほしい。と願いました。

その後オウム地下鉄サリン事件があり、避難所で働きながら、衝撃と強い憤り、悲しみに襲われたことをよく覚えています。

新聞の亡くなられた方のお名前に知っている名前はないか、探すのはもう嫌なのに、またそんな事態が起きてしまった。

天災により多くの人が亡くなり傷つき平和な日常を失って苦しんでいるのに、人が人を殺傷しその尊い命と人生を損なうとは何事か。ただただ悔しかったです。

今も様々な事件や紛争のニュースを聞くたびにそう思います。

 

人生はいつ何が起こるかわからない。

今生きている幸せ、自分の喜びを大切にしてほしい。

自粛ムードは日本人の思いやりや優しさなのかもしれないし、わたしもそういう気持ちになることはあるけれど、あまり好きではありません。

みんなそれぞれ大切な命の時間を生きている。

それはその人に与えられた贈り物。

誰に遠慮することもない。心のままに生きて。

わたしはそう思います。

 

…相変わらず脱線しまくりのとっちらかった内容ですみません。

好きなことは生きるエネルギーの素。元気が出たら、できることはたくさんあります。

さあ私、がんばりましょ!\\\٩( 'ω' )و ////