まんなか

こころの真ん中に届くこと、書きたい。

ダイエットQ&A

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↑いらすとやさんの無料イラストです

 

引き続きダイエットの話です。

先日の病院での面談の際に、疑問に思っていることをいくつか栄養士さんに質問しました。忘れないように書いておきます。

あくまでも、ダイエットで数々の失敗をして現在肥満1のわたしの場合、の話です。

もう少し細かく言うと、今はまだメタボリックシンドローム非該当ですが健診結果は要注意であり、保健指導レベルは動機付け支援、です。

コレステロール値に一部高いものがあり、血糖値はあと少しで危険ラインになります。

中性脂肪は正常値です。

 

1.ゆる糖質オフ前は成功したのに今は続けられず太ってしまったのはなぜ?

→糖質オフダイエットの考え方では、糖質以外のものは好きなだけ食べて良い、とあるが、その「好きなだけ」は人により違う。

たくさん食べる人は好きなだけと言われるとほんとにたくさん食べてしまうのだが、それを多分想定していない。

健康体重を維持するのに必要な量よりもたくさん食べてしかも消費できないと、糖質であれ、脂質であれ、たんぱく質であれ、余分な分は体に蓄積されて太る。

 

主食(炭水化物)主菜副菜のそろった食事をなるべく三食、朝昼晩(夜は遅い時間にならないよう気をつける)適量食べるのがよい。

また、その際よく噛むこと。30回でなくても自分なりによく噛むよう心がけるだけで違う。

 

2.レコーディングダイエットに以前成功したけれどリバウンドしてしまったのだが

→記録するのが好き、または苦にならない人にとっては有効だが、それが苦痛になる人にとっては結局やらなくなりずるずると適量かつ適切な飲食ができなくなって太る。

記録するのが目的ではなく、飲食の量を把握して適量にし栄養面など内容を適切なものにするのが目的。

記録するのがストレスなら記録しなくてもよい。量と質が適切に守れていれば大丈夫。

 

3.我慢していると反動で食べてしまう

→たくさん我慢すると爆発してしまう。少し気をつけてみる、少し控える、など自分のできることからはじめる。できない時があっても自分を責めたり自暴自棄にならない。また次からすればよい。

まじめすぎたり完璧を求めてはだめ。

ゆるく続けることが大切。

あせらず時間をかけて無理のないよう少しずつ体重を減らしていけば体がそれに慣れてくるし、我慢しているという意識は薄れる。

 

4.味付けをすっかり変えることが難しい

→全部変えなくてもよい。甘辛いおかずが多いなら、作る頻度を減らす。甘味料などを使うのもよい。

 

5.甘いものや間食するのが好きでやめられない

→全くやめるのではなく、頻度を減らす。家族との団らんなど、心が満足することは大切。また、夜に食べるのは良くないので、昼間にするか回数や量を減らす。

 

6.太っている人は1日の摂取カロリーをやりくりするために一食抜いたり抜くのに近いくらい控える方が良いか?

→抜いてはだめ。三食ちゃんと食べる方が痩せる。

 

7.運動をするのがおっくうでなかなかできない

→いきなりたくさんしなくても良いが、できる範囲で少しずつした方がいい。負担にならない程度で少し意識して体を動かすことを習慣づける。

 

8.一食あたりの適量とはどのくらいか?

主食(ご飯、パンなどいずれか1種類)

8枚切り食パンなら2枚260カロリー 

ご飯軽く1膳なら150グラム240カロリー 

主菜(お肉、お魚、卵などいずれか一種類)

一切れ80-100グラムくらい 120-400カロリー

*主食と主菜はその日の献立の内容により適宜調節する

副菜(野菜、きのこ、こんにゃくなど)

1日で350グラム。一食あたり120グラム程度。かぼちゃや芋類、トウモロコシ以外はあまりカロリーを気にしなくても大丈夫。

 

9.食べる時間、食べてはいけないもの、食べ順について

血糖値が高いなら、間食を取る時間は午後四時までにする。甘いものやスナックなど菓子類は少しにする。炭水化物の重ね食べはしない。

野菜のおかずから先に食べる。主食だけで食事を済まさずおかずをバランスよく食べる。

 

脂質値が高いなら、脂肪が多い部位の肉、内臓類、バターや生クリームをたくさん使った洋菓子、動物性脂肪はとりすぎないようにする。

サバなどの青魚、野菜きのこ海藻類、大豆製品を食事に取り入れてバランスよく食べる。

アルコール飲みすぎ、糖分とりすぎはダメ。

 

栄養士さんとのお話全体を通じて感心したことは、まずは話を聞いてくれて、否定せず肯定して、とてもよく褒めてくれることです。

そのことで安心感と気づきを得ることができました。

8年前ダイエットに成功した時の話も聞かれたのでしたのですが、時間をかけて減量し、カロリーをきちんと計算し運動して成功していました。

しかし後半の追い込みが結構激しかったので無理があり、我慢しているという思いが強くなり、リバウンドしてしまいました。

無理なく食生活を正し、運動を取り入れて、それを習慣にするところまで行けなかったのです。

 

わたしのダイエットの目的は、健康で楽しく生き生きと暮らせる体と心になり、それを維持することです。

栄養士さんとの面談でそのことをはっきりと自覚しました。

自分で分かっているつもりでも、専門家と話して心に刻むことは大切です。全然違います。

しかも、とても優しく素敵な栄養士さんで、感謝しています。

専門家のアドバイスでモチベーションも上がるし、まるでマラソンの伴走者を得たようです。ひとりよりふたり、なんだなぁと思いました。

わたしは栄養士さんと勝手に約束をしたつもりになっています。3ヶ月後、6ヶ月後、1年後の健診時に、良い報告ができるよう、ちゃんと減量したいです。