公園のさくら。
タイトルは、マーラーの歌曲です。初めて聴いたのは高校生の頃だったでしょうか。のびのびと明るく豊かで転調部はすこし翳りもある名曲。大好きです。歌手小川明子さんと夫であるピアニスト山田啓明さんの素晴らしい演奏を貼っておきます。ソプラノで歌われている演奏よりも深いメゾソプラノで歌われている演奏に惹かれます。
お花見が解禁となったので、家族全員でお弁当を持って出かけました。
朝から洗濯機を回しその間に手分けしてわっせわっせと簡単なお弁当を人数分作りました。
まあまあ大家族なので最後の方は駆け足で詰めました。家族が手伝ってくれて助かりました。
デザートは翡翠色の輸入ブドウ、水筒にお茶とコーヒーを詰め、頂き物の焼き菓子も箱ごと持参。くいしんぼう復活です。カブとだし巻き玉子がうまくできたのでソーセージを焦がしたことはゆるされるかな…💦
◆お弁当のなかみ
・肉巻きおにぎり(家族作)
・梅干しおにぎり、コーン混ぜご飯おにぎり(写真なし)
・かぶの甘酢
・かぶ葉のごま油炒め
・だし巻き玉子
・ソーセージ茹で焼き
皆、全部きれいに平らげてくれてうれしかったです。数年ぶりに家族全員で出かけられたことがうれしくて、はればれと曇りのない心持ちになりました。
わたしも含め、何らかの病気で通院服薬している家族が8割を占めるわが家。大げさですが小さな奇跡のような一日だと思います。
ちょっと今からおかしなことを書きます。
あきれて笑われるかもしれないのですか、先の記事で書いた腹痛、わたしにとっては人生の岐路となる出来事のように思っています。
くいしんぼう復活と書いたけど、元のように大食いすることはもうありません。まだ本調子でないということではなく、これから先ずっとそうします。
特に何かの宗教を信心しているわけではないけれど、今回の病気、神様から最後のチャンスをもらったような気がしています。あるいはもらっていなくて、もう引き返せない道へ踏み込んでいるのかもしれませんが。もしそうだとしても、真っ逆さまに転げ落ちるのではなく、少しでもゆっくり下ってゆけるよう、抗いたいと思います。
なんだか薄暗い感じになってしまいました。ごめんなさい。
加齢と病気は誰にでも訪れること。それでも生きている間はしっかりと命輝かせて、ふんばっていこうと思います。
「緑の森を楽しく歩いた」は恋する若者の想いを描いた曲ですが、そのようなみずみずしい気持ちで、わたしも日々をあるいてゆきたい。
緑の森は、きっといつでも、生きている限り、そこにあると思うのです。
※小川明子さんに関する内容に誤りがあり訂正しました。度々更新すみません。