まんなか

こころの真ん中に届くこと、書きたい。

糖質制限について思うこと

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*写真はお借りしたものです。記事の内容とは関係がありません。


またダイエットの話です。

わたしはかつて、身長約164センチ(163.8)、体重76キロの時期がありました。それを約3年かけて54キロまで減らしました。何をしたかというと、食事制限と運動です。

全体の食べる量を減らし、甘いものはもちろん、特にご飯パン麺類をほぼやめました。だいすきでしたがやめました。ほぼ、というのは完全にやめたわけではなく極端に量を減らしたという意味です。

例えば、朝トースト1/2 野菜スープ ゆで卵

昼 お味噌汁 おかずのみ0.5人前

夜 お味噌汁 こんにゃく麺 

おかず0.5人前

みたいな感じです。

甘いものが欲しい時はゼロカロリーの飲むゼリーとゼロカロリーコーラと決めて摂取していました。

その頃はまだ糖質制限という言葉はあんまりメジャーではなかったです。

運動はコアリズムやジョギングなど有酸素系のものばかりしていました。汗をかいてハアハアドキドキしたら痩せる!と思っていたので。


それで、目標達成できて嬉しかったのですが、長続きせずじわじわとリバウンドしてしまいました。原因はいくつかあるのですが、そのうちの一つには、糖質制限が辛かったというのがあります。そして、その考え方に本当は納得できなかったのです。


わたしはパンご飯麺が好き。ほんとうは食べたいけど太るからがまんする。食べてはいけない食べ物。食べるのは怖い。太るから。でも本当かな?という疑惑に自分自身が負けてしまいました。


今は、糖質は悪いものだとは思わないし、食べてはいけないなんて思いません。おいしい。すき。生きる上で必要な大事な食べ物。でも食べすぎないようにしよう。カロリー制限の範囲内に抑えよう。その程度です。 *医師の指導のもと、病気の治療や症状を改善するために糖質制限をされている方には、もちろん適切な食事療法だと思います。


アイスクリームチョコレート菓子パンポテトチップスなどについては、少し食べてやめる、のが今のわたしには難しいので、いまのところ食べない買わないにしています。まだ1ヶ月なので辛くないです。前に買ったぶんが家にあるし、家族は食べるけど、いまのわたしには関係ない食べ物、として見ています。

アイスクリームはたまに食べたい欲に負けて一口もらったりします。どうしてもがっつり食べたいときは、カロリーコントロールアイスか、オリゴ58さんのように自作のココナツミルクアイスクリームを作ってみようと思います。


それで、何が言いたいかというと、食べてはいけない食品、を設けない方がダイエットは長続きするのではということです。ある時期だけやめるのはいいのですが、一生それを続けなくてはと思うとくじけます。なんでも食べていい。でも気をつけて食べよう。もし食べすぎたら調整しよう。それが一番続きます。

それに、糖質でも脂肪でも、必要な栄養素なので、極端に減らすとてきめんに体に影響が出ます。肌や髪が荒れたり、生理が止まったり、便秘になったり、冷えて寒気がしたり、抵抗力が弱まって風邪などをひきやすくなったりしました。こわいです。


そんなわけで、特定の食べ物を悪者のように指摘する考え方には賛成できないのです。それはすごく単純で楽な方法です。悪い食べ物だから食べない。

でもそれよりも、考えて食べる方が、わたしには合っているように思います。

わたしはひたすら我慢したり避けられるようになりたいのではなく、コントロールできるようになりたいのです。

一番いけないのは、食事を抜いたり、これとこれしか食べない、みたいなダイエットです。繰り返しますが、体に確実にダメージがきます。

とにかく早く痩せようとするのも同様です。続かないし、リバウンドしやすいです。


その一方で、ある程度は、食べ物への執着を減らす、ことも重要です。

痩せている人、普通体型の人、は自分の食べる定量がブレず、食べ過ぎることがない人が多いです。

そもそも食べ物や食べることに関心や執着やこだわりが薄いひとも多いです。

すごく食べたい!いっぱい食べたい!という衝動がなかったりします。

また、どんなに好きなものでも、おいしいものでも、高価なもの、珍しいもの、でも、これだけ食べたらもういいや、というラインがあって、その量が少ないのです。太っている人よりも。

太っている人は食べ物や食事への執着が強く、気持ちが食べたい、のに負けている場合が多いです。あと、たくさん食べることに慣れている、のもあります。わたしもそうです。、


全部当たり前のことなのですが、痩せている人を観察したり話したりすると、どうもそういうものだというのがわかりました。

そして、自分もそうなるためには、やはり模倣するのが手っ取り早いです。

あんまり食べ物や食べることに執着しない。栄養バランスのとれた食事を、適切な量で、ゆっくり食べる。なるべく野菜や汁物を多く取る。適度に運動する。そうするとゆっくりでも健康に確実に痩せます。そしてそれが維持できます。


なんでもおいしく大切に適量を食べて、健康でいい状態の体を維持できる。これがわたしの理想です。

わたしはそうなりたい、と切に願います。