久しぶりに紙の本を買って読んでいる。といっても右側の幡野氏のだけ。今月は忙しいのでほんの少しずつ。短編集なので少しずつよめていい。写真と文章が目と心にやさしい。
なにごともなければ11月には落ち着くので、左側のはひといきに読むつもり。堀江敏幸は大好きな作家なのに随分ご無沙汰してしまった。まだ読んでいない作品を、美しい木の実を拾うように一冊ずつ読んでいくのもまた愉し。
気候がよくなってきたので、ぼつぼつと出かけたりもしている。写真を貼ります。
逗子の披露山公園と大崎公園からの景色。
泉鏡花は好きな作家。遠い昔にアルバイトして神保町の古書店で岩波の全集を買い卒論を書いた。うさぎさんの石碑は好きで何年かに一度会いに来る。鏡花は卯年生まれ。おばあさんになってもずっと元気で来られたらいいな。
雨上がり。かたつむりさんこんにちは。子供の頃はたくさんいたけどずいぶん久しぶりに見かけた気がする。
先日人生2回目の胃の内視鏡検査をして随分苦しかった。もうしたくない。もっと苦しい検査はたくさんあって皆耐えておられるし、私もそうしなければならなくなったらすると思うが今はごめんこうむる。だって5日経ってもまだ喉が痛むのだ。
思い出すとくさくさするので、お花の写真を貼ります。
植物園のコスモス。背が高くて綺麗でした。
ローズシロップのソーダ。かぐわしくあまい。
人生も半ばを過ぎ、振り返ると途切れ途切れではあるがそれなりに遠くまで来たように思う。とぎれとぎれというのは、仕事でもなんでも一筋にやってきたわけではないから。途中で辞めて方向転換したり、何年かして再開したり。
子供の頃は一筋に憧れた。でも飽きたり諦めたりしてしまい、今の自分がある。それでもそんなにわるくはない。感謝。
皆さまどうぞたのしい秋をお過ごしください。
