まんなか

こころの真ん中に届くこと、書きたい。

帰ってきた本の虫

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写真はフリー素材ぱくたそ様(www.pakutaso.com)より。

 

久しぶりに連日連夜、夢中で本を読みました。といっても昔一度読んだことのある児童書、ハリーポッターシリーズです。全7巻。

内容をかなり忘れていることもあり、初読のようにわくわくどきどきと楽しめました。

この歳になってなぜ今ハリーポッター?と自分でも可笑しく思うのですが、家族の体調が落ち着いてきて時間と心に余裕が出てきたこと、ファンタジックビーストの映画を一昨年観て気に入ったこと、が理由と思われます。

歳をとった今読むと、当時と視点が異なるので新たな発見や感じる部分が多いです。

 

人生の前半、わたしは本が大好きで暇さえあれば読んでいました。本に関係する職業に就いたせいもあります。

職を辞め、様々な状況の変化と加齢もあり本はたまに読むものとなりました。本よりも優先したい事柄が沢山あり、本は若い頃たっぷり読んだし、読もうと思えばいつでも読めると後回しにしてきた節があります。

 

実際は、目と脳と体力が弱れば本は読めなくなります。もうそろそろ再開しないともしかしたらこのまま読まずに死ぬことになるかもしれない。とふと思うことが増えました。

それでも別に良いし、日々するべきことは沢山あるのでわたしが本を読まなくても誰も困らず何ら支障はありません。

ネットでブログやノートを読むのは好きで、本から離れてもずっと読んでいました。

 

けれどもある日、

ああ、本が読みたいな。

読んじゃおう。

と思いました。そしてKindle Unlimitedを始めました。

紙の本は大好きですが、読みたい本全て手元に置くことは叶いません。図書館に行く時間と手間も今は惜しいです。図書館は大好きなのでそのうち行きたいとは思っています。

 

たまたま昨年iPad miniをを手に入れ、はじめはコミックスを電子書籍で買いました。そしてその便利さに驚きました。

いまは日本語版ハリーポッターシリーズを一気に読み終わり、ぼつぼつと読み返しながら、並行して原書を読んでいます。挿絵を含む本の構成の違い、日本語と英語の違いがとても楽しいです。イギリスにも思いを馳せます。🇬🇧

一冊の本から広がる世界。それが大好きで読書はわたしの人生にとってかけがえのないものだった。そのことを思い出しました。

日常に支障が出ない程度に、これからも本の虫でいたいと思います。