まんなか

こころの真ん中に届くこと、書きたい。

コロナ後記

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写真は本文とは関係ありません。

 

連続で楽しくない話で恐縮なのですが、忘れないうちに書きます。

コロナに感染して今日で7日目。わたしはほぼ元気になり普通に生活できるようになりました。

しかし嗅覚はまだ戻りません。

ニンニクとバターを炒めても何も匂わない。

コーヒーやキムチも無臭。

試しに好きなオーデコロンをハンカチにプッシュし鼻をくっつけても、遠くの方で微かに記憶の中にある香りの一部がちらっと窺われるだけ。

とても奇妙な世界に生きています。

わたしは割と鼻がよくて匂いを嗅ぐのが好きなので(犬的🐕。苦笑)嗅いでも嗅いでもなにもない今は、本物そっくりな偽物世界にいるみたいです。

味覚もやはりベールの向こう側にいてまだ遠いです。

それでもすごいなと思ったのは旬の野菜と果物は美味しさが伝わってくる。真っ白で甘くむちむちな北海道とうもろこし。香りはしなくてもなめらかな桃、ネクタリン。梨の幸水豊水のみずみずしさ。シャインマスカットのあまみ。

自分も含めた家族の回復のため大盤振る舞いをしています。

あと、鈍い頭がさらに忘れっぽくなったような懸念もあり、これ以上あほうになっては大変なので、声に出し紙に書いて確認しながら家事などをしています。

 

辛いこと。

先のコロナ記に書いた、一番遅くに発症した家族Dの具合が悪く、総合病院の救急で再度診察を受けました。

入院には至らずほっとしましたが未だに食べられず胃腸の気持ち悪さに苦しみ唸りながら寝込んでいます。脱水にならないよう少しずつ水分を与えているのですがギリギリです。これ以上とれなくなったら点滴してもらうしか。

 

コロナ菌はどうもその人の元々弱いところを狙い抉ってくるような嫌さがあるように思います。家族Dは元々胃腸に弱いところがありました。さすってやるくらいしかできず悔しいです。

最も軽症だった家族Bは自律神経の乱れを訴えています。寝つきの悪さ、アトピー性皮膚炎の悪化が起き、かかりつけ医に薬を頂きました。

コロナ、嫌らしいです。

コロナ、憎いです。

わたしですらそう思うのですから、家族の命を奪われたり、重症化したり、後遺症に苦しむ方の思いはいかばかりか。

 

大きな今宵の満月に、家族の健康を祈ります。

どうか治りますように。

世界が平和でありますように。

みんなが幸せでありますように。

 

皆様どうぞお健やかにお過ごしください。